早稲田自由スクールのBLOG
先日の生活力向上委員会では、「自分を知ろう」というテーマで自己分析に取り組みました。

最初は、有名な絵画を見て「何に見えるかな?」と心の中で考える時間からスタート。
子どもたちの感じ方はさまざまで、一つの絵でも見え方や捉え方が異なることを実感しました。
次に、「映画館で寝ている人がいるよ」といった具体的ないくつかの場面をもとに、自分ならどう感じるかを自由に書き出しました。
「疲れてるのかな?」「つまらないのかも」「お金がもったいない!」など、みんなの素直な意見が並び、考え方の違いを共有できました。
後半は、エゴグラムを用いた性格診断テストを実施。

エゴグラムは、「自分の心の中を理解するヒント」となる心理テストです。5つの心のタイプについて説明を受けた後、それぞれが結果をもとに振り返りを行いました。
「自分の良いところ・大切にしたいところ」や「意識して変えてみたいところ」をまとめる時間では、子どもたちが真剣に自分と向き合う姿が印象的でした。
<こどもたちの感想>
・自分を知ることは大切だと思った。
・優しさが、時にはおせっかいになることもあるとわかった。
・今後、人との関係性を保つために、距離感を意識したい。
・もっと自分のことを知りたい。
・自分の苦手なことや得意なことを知ることができた 他
今回の学びのポイントは、以下の3つでした。
「考え方や捉え方は人それぞれ違うことを知る」
「自分を客観的に理解する(しようとしてみる)」
「自分の特徴や癖を上手にコントロールしていく力を身につけること」
この経験を、個々の「生きる力」として、これからの生活の中で活かしていってほしいです。