早稲田自由スクールのBLOG
先日、地震発生時を想定した避難訓練を行いました。
地震はいつ起こるかわからないからこそ、日頃からの備えが大切です。
まずは座学で、「災害時にどう動くべきか」を学習しました。
最初に、ハザードマップと防犯マップの違いを確認しました。
ハザードマップは自然災害(地震・津波・洪水など)の危険性を示し、防犯マップは犯罪が起こりやすい場所を示す地図です。
どちらも「安全を守るための地図」であり、知っておくといざというときに役立ちますね。
次に、「早稲スクにいるときに地震が起こったらどうするか」を考えました。
防犯マップを見ながら、避難経路や近くの防災施設を確認し、三人一組で「どのルートが安全か」「避難する時に気をつけることは何か」を話し合いました。
シミュレーションを通じて、「ここの道は狭いから混雑しそう」「この公園は避難場所になる」といった新たな気づきがありました。
座学のあとは実際の避難行動の確認です。
地震が起こったら、まず机の下にもぐって頭を守ります。
机の脚をしっかり持ち、「揺れが収まるまでじっとする」という動きを練習しました。
次に、避難の際は持ち物を持たずにすぐに移動するルートを確認しました。
普段は「カバンを持たなきゃ」と考えがちですが、 避難では「とにかく早く安全な場所へ向かう」ことが最優先です。
いよいよ実際の避難訓練では、非常階段を使って外へ避難しました。
外階段に出ると冬の冷たい風が吹きつけて寒かったですが、これもリアルな訓練です。
もし本当に避難が必要になったとき、「寒いから上着を取りに戻る」なんてことはできません。
訓練を通して、いざというときに迅速に行動することの大切さを実感しました。
今回の避難訓練を通じて、災害時にどう動くべきかを具体的にイメージすることができました。
実際に体を動かすことで、「知っている」だけでなく「できる」に変えることが大事ですね。
いつ起こるかわからない災害に備えて、これからも定期的に確認していきましょう。