早稲田自由スクール柏校

先日、理研ビタミンさまによる「わかめの出張授業」を行いました!

今回の授業では、実際に“わかめ”に触れながら、わかめが多く採れる場所や、色・栄養のヒミツについて楽しく学びました。

子どもたちは、大きさや匂い、色、触った感じなどに注目しながらワークシートに記入し、
「思ってたよりツルツル!」「こんなに大きいんだ!」と驚きの声があがっていました。

実物を手に取ることで、教科書だけでは得られないリアルな発見がたくさんあったようです。

そして後日、学んだことを“実践”へ!
理研ビタミンさまからいただいた「ふえるわかめちゃん」を使って、わかめスープとご飯の調理実習を行いました。

わかめが水に入ると一気に大きくなる様子に「わぁ!」と歓声が上がり、完成したスープを味わうと「おいしい!おかわり!」と笑顔が広がりました。

身近な食材を通して「食べること」「学ぶこと」のつながりを感じられる、とても充実した時間になりました。

5月の台風で延期になっていた清水公園への校外学習。
待ちに待ったリベンジの日が、ついにやってきました!

当日は小雨が降る時間もありましたが、子どもたちはそんな天気も気にせず元気いっぱい。
安全に気をつけながら、思いきり体を動かして楽しみました。

声をかけ合いながら協力し、アスレチックに挑戦する姿が印象的でした。
中には、先に進む友達をサポートしたり、「がんばれー!」と応援する姿も見られました。

「これもやってみたい!」「あっちも行こう!」と、次々に新しい遊具へチャレンジする子どもたち。
全身を使って思いきり楽しむ中で、たくさんの笑顔と達成感があふれていました。

帰り道では「また行きたい!」という声があちこちから聞こえ、子どもたちにとって思い出いっぱいの一日になったようです。
自然の中で仲間と過ごした時間が、これからのつながりをいっそう深めてくれることでしょう。

先日、8~10月生まれの子どもたちのお誕生日会を開催しました。

まずは恒例のレクリエーションタイム。
今回は、学年対抗ストロータワー対決!

チームごとに協力しながらストローを組み立て、どのチームが一番高く積み上げられるかを競いました。
見事優勝したのは年中チーム!
集中力とチームワークが光っていました。

そのあとは、お楽しみのグミづくり&ポップコーン作り。
甘い香りに包まれながら、自分たちで作ったできたてのお菓子をみんなで味わいました。

最後には、スタッフからのささやかなプレゼントをお渡し。
笑顔があふれる、あたたかい時間になりました。

これからもそれぞれの成長をお祝いしながら、みんなで楽しい思い出をたくさんつくっていきましょう!

先日、「応急処置〜胸骨圧迫をやってみよう!〜」をテーマに、もしものときに自分にできる応急処置について学びました。

まずは座学から始まり、近くの人が倒れたときに、どのように行動すればよいのかを考えました。

心肺停止から心臓マッサージを始めるまでのスピードが生存率を大きく左右することや、気を失った人を安全に横に寝かせる体勢(回復体位)など、応急処置に必要な知識を学びました。

小学生や中学生でもできる応急処置として、落ち着いて周りの大人に助けを求めること、119番通報をして状況を伝えること、「大丈夫?」と声をかけ続けることなど、身近にできる行動にも目を向けました。

完璧な処置ができなくても、落ち着いて行動することが人の命を守る助けになることを学びました。

プリントで学習を終えたあとは、胸骨圧迫練習キットを使って実践に挑戦。

1分間に100〜120回のテンポを意識しながら、ペアになって交代で胸骨圧迫の練習をしました。
実際にやってみると、想像以上に力が必要で、短時間でも体が温まるほどの運動量。

子どもたちからは「思っていたよりもすごく難しかった」「短時間でもすごく汗をかいた!」といった声が聞かれました。

体験を通して、いざというときに落ち着いて行動することの大切さを実感する時間になりました。

先日の生活力向上委員会では、「自分を知ろう」というテーマで自己分析に取り組みました。

最初は、有名な絵画を見て「何に見えるかな?」と心の中で考える時間からスタート。
子どもたちの感じ方はさまざまで、一つの絵でも見え方や捉え方が異なることを実感しました。

次に、「映画館で寝ている人がいるよ」といった具体的ないくつかの場面をもとに、自分ならどう感じるかを自由に書き出しました。
「疲れてるのかな?」「つまらないのかも」「お金がもったいない!」など、みんなの素直な意見が並び、考え方の違いを共有できました。

後半は、エゴグラムを用いた性格診断テストを実施。

エゴグラムは、「自分の心の中を理解するヒント」となる心理テストです。5つの心のタイプについて説明を受けた後、それぞれが結果をもとに振り返りを行いました。

「自分の良いところ・大切にしたいところ」「意識して変えてみたいところ」をまとめる時間では、子どもたちが真剣に自分と向き合う姿が印象的でした。

<こどもたちの感想>
・自分を知ることは大切だと思った。
・優しさが、時にはおせっかいになることもあるとわかった。
・今後、人との関係性を保つために、距離感を意識したい。
・もっと自分のことを知りたい。
・自分の苦手なことや得意なことを知ることができた 他

今回の学びのポイントは、以下の3つでした。
「考え方や捉え方は人それぞれ違うことを知る」
「自分を客観的に理解する(しようとしてみる)」
「自分の特徴や癖を上手にコントロールしていく力を身につけること」

この経験を、個々の「生きる力」として、これからの生活の中で活かしていってほしいです。

先日、柏中央体育館へ行き、思いきり体を動かしてきました。

この日は、大縄跳びとバスケットボールに挑戦!

まずは大縄跳びで8の字跳びにチャレンジし、みんなで息を合わせながら何回跳べるかを競いました。

跳ぶたびに歓声が上がり、体もすっかり温まりました。

そのあとはバスケットボールの時間。

シュート、ドリブル、パスの練習をしたあと、わせがく高校のお兄さん、お姉さんたちとごちゃ混ぜチームを作ってバスケ対決をしました。

この試合にはなんと、「早稲スク生が得点を決めたら5点ゲット」という特別ルール付き!

高校生の皆さんが優しく声をかけてくれたり、ゴール下でパスをつないでくれたり、決まった瞬間にはハイタッチで盛り上がったりと、温かい雰囲気の中で楽しくプレーすることができました。

特別ルールのおかげもあってゲームは大盛り上がり!
コートいっぱいに笑顔と歓声が広がり、応援の声も途切れない、にぎやかで楽しい時間になりました。

わせがく高校のみなさん、ありがとうございました。

先日、千葉県フリースクール等ネットワーク参加団体として、松戸市長のもとへ表敬訪問いたしました。


今回の訪問では、松戸市におけるフリースクール費用補助金制度の実施・延長へのお礼を直接お伝えするとともに、子どもたちの多様な学びを支える今後の取り組みや連携のあり方について、意見交換を行いました。

短い時間ではありましたが、現場の声をお伝えするとともに、市としての考えや今後の方向性についても伺うことができました。

このような機会を通して、子どもたちの学びを支え合う環境づくりがさらに広がることを願っております。

また、私たち早稲田自由スクールとしても、今後も地域との連携を一層深めながら、より良い支援体制の実現を目指してまいります。

 

松戸たかまさ市長、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

『保護者に向けた相談コーナー』

お子さまが体験を楽しむ一方で、相談コーナーには多くの保護者の皆さまに足を運んでいただきました。

▽わせがく高校柏キャンパスによる「通信制高校選びの相談」

▽子ども教育支援センターによる「不登校対応・教育相談」

資料を手に取り、熱心にご覧になったり、担当者に質問を投げかけたりする姿が見られました。

「知りたかった情報に直接触れられる場所」をご用意できたことは、保護者の方々にとって安心や新しい選択肢につながる“きっかけ”になったのではないでしょうか。

『親同士がつながるお話会(トークセッション)』

今回のフェアのもうひとつの柱が、不登校の親の会ゆるっと♪柏さま進行によるトークセッションです。

テーマは以下の3つ。
①子どもの「学校へ行きたくない」に大人ができること
②親がリラックスすると、子どもも変わる? 〜親のストレスケア〜
③「うちの子だけじゃない」体験共有トーク 〜親同士の語り場♪〜

会場には多くの方が集まり、熱心に耳を傾けたり、時に共感のうなずきを見せたり、笑顔がこぼれる場面もありました。
「同じ経験をしている人がいる」と感じられることそのものが、保護者の方にとって大きな励ましとなったのではないかと思います。

最後に、今回の「きっかけフェア2025」は、子どもたち、保護者の方々、地域の皆さま、それぞれが新しいつながりを持てる場になったと感じています。
準備から当日までをやり切った子どもたちの成長、地域の方々の温かいご協力、そして参加者の皆さまの前向きな姿勢、どれもが、このフェアを成功へと導いてくれました。

これからも、こうした「出会い」と「学び」の機会を大切にしながら、地域とともに歩んでまいります。

ご来場くださった皆さま、ご協力いただいた地域団体・教育機関の皆さま、そして最後までやり切った子どもたち。
すべての方々に、心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

先日、柏市と柏市教育委員会にご後援をいただき、早稲田自由スクールとして初の主催イベント「きっかけフェア2025~地域でつながる不登校支援の輪~」を開催いたしました。

スクールとして大きな一歩となる今回のフェアは、その名の通り「誰かにとっての“きっかけ”となる場」を目指して準備を重ねてきました。

『生徒が主役の体験コーナー』

不登校のお子さま、そのご家族、そして地域の皆さまに向けて、体験型のプログラムや相談コーナー、トークセッションなど多彩な企画を用意し、多くの方にご来場いただきました。

今回のフェアで特に輝いていたのは、早稲スクの子どもたちが主体となって運営した体験コーナーです。

▽オリジナル保冷剤づくり

▽お菓子すくい

▽輪投げ

▽eスポーツ体験

どのブースも、子どもたちが中心となって準備や運営を進めてきたものです。

「どうすればうまくできるかな?」
「どうやったら喜んでもらえるかな?」
と考えながら工夫を重ね、当日は一人ひとりが自分の役割をしっかり果たしました。

ブースには、子どもたちの工夫と想いがぎゅっと詰まっていました。

ある生徒は「準備から当日まで全部やり切った」という初めての経験を手にし、自信に満ちた表情を見せてくれました。

大人が支えるのではなく、子ども自身が“やり切る”体験を積むことができたのは、このイベントならではの大きな収穫だったように思います。

『地域のみなさまとの連携による“新しい体験”』

フェアを彩ってくださったのは、地域団体や学校の皆さまの温かいご協力です。

▽わせがく高校柏キャンパス軽音部のみなさんによる楽器体験(ベース・ギター・ドラム)

▽ヒューマンアカデミー柏校さまによるハンドマッサージ体験

楽器を手にした子どもたちは、自分の体と同じくらいの大きさの楽器を抱えながら、真剣にお兄さん・お姉さんに教わる姿がとても印象的でした。

また、ハンドマッサージのブースでは、ツヤツヤになった手を何度も見つめて嬉しそうに笑う子もいて、普段なかなか味わえない非日常の体験に目を輝かせていました。

休憩時間になっても「ちょっと遊びに行ってくる!」と、他のブースを渡り歩く子どもたちの姿があちこちにありました。
地域の方々と子どもたちが自然に関わり合う光景は、まさに「つながる」場を象徴していたように思います。

【活動報告】きっかけフェア2025~地域でつながる不登校支援の輪~を開催しました!part2 に続きます!

先日、国語の学習で「川柳」に取り組みました。

まずは「川柳とは?」「俳句との違いは?」といった基本から学び、空欄を埋めながら言葉のリズムに親しみました。
例えば、句末に「夜ごはん」とある課題では、こんな作品が生まれました。

「なぜだろう 昨日と同じ 夜ごはん」

思わず「あるある!」と笑ってしまうような日常の一コマを面白く切り取っていますね。

後半は、班に分かれてカードゲーム形式で挑戦。

「さびしさよ 食べ放題で さようなら」
「金がない 忘れてしまった 猫カフェに」

など、ランダムに引いた言葉だけで作る川柳に、何度も笑いが起きました。

最後は、一人ひとりが自由に作品づくり。
ユニークで個性あふれる作品が次々と誕生しました。

思い思いの言葉で、オリジナルの世界観を五・七・五に込めていました。

完成した川柳はスクール内に掲示しています。
子どもたちの豊かな感性を、ぜひご覧ください。

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