今年度も、同じビル内にあるグループ系列の通信高校、わせがく高校の文化祭「柏愛祭」に参加しました。

今年のテーマは「縁日~子ども心くすぐる秋祭り~」
私たちは、玉投げ・射的・千本くじの3つのブースを出店しました。

準備段階から子どもたちは力を合わせ、それぞれが自分にできることを見つけて活動しました。
デザインを考える人、看板を描く人、景品を仕分ける人など、役割分担をしながら試行錯誤を重ね、数か月にわたる準備の末に、一つの大きな出し物が完成しました。

本番当日は、多くの来場者を迎える中で、「どうしたらうまくいくか」「もっと楽しんでもらうには」と考えながら取り組む姿が見られました。
一人ひとりの成長や自信が感じられる、実りある一日となりました。

「手伝うことある?」と仲間を支え合う姿や、苦手な作業にも挑戦する姿勢など、どの場面にも子どもたちの努力が光っていました。
コツコツ積み上げてきた準備の日々が、当日の笑顔と達成感につながった素敵な文化祭でした。

わせがく高校の皆さま、そして参加してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
今回は、中学3年生の生徒Aさんに、「早稲スクに通う前後」や、今の様子について紹介します。
Q1.早稲スクに通う前は、どんな気持ちでしたか?
「一番不安だったのは勉強でした。学校に行っていないことで授業に追いつけないし、聞ける相手もいなくて。
それと、進路も度々不安を感じてました。勉強が止まってるから、このままで大丈夫なのか?選択肢がどんどん減っていく気がしていました。」
Q2.早稲スクを知ったきっかけと、初めて来たときの印象は?
「親から『こういうところがあるよ』と勧められて、見学に行ってみました。
初めて来たとき(約2年前)、自分より年上のメンバー(生徒)が多かったこともあって、静かで落ち着いた雰囲気で過ごしやすそうだなぁと感じました。
Q3.今、早稲スクでどんな風に過ごしていますか?気に入っているところは?
毎日、正午頃に来て、時間割に沿って1時間程勉強してから全体活動に参加しています。その後はみんなで雑談したり、いろいろなゲームをして過ごしています。誰かとする何気ない会話が一番好きです。
Q4.思い出に残っている授業や行事はあるかな?
文化祭や「きっかけフェア」で、みんなで協力して成功させたことです。
Q5.通うようになって、できるようになったこと・変わったことは?
前よりも明るくなって、友達と話すのが楽しくなりました。
毎日、外に出る習慣もついて、ちょっとずつ自信がつきました。
放課後登校(早稲スクから学校へ行く)をする中で、何かを頑張りたいと思うようになって
学校で授業を受けようかな、と。回数は少ないけれど、自分なりに始めてみて、今も続けられています。
Q6.これからの目標と、早稲スクをおすすめしたい人は?
目標は、とにかく思い出を作ること!
学校に行くのが難しくても、何か新しいことに頑張ってみたい人。
Q7.高校に向けて、今取り組んでいること
高校の体験会などにできるだけ参加して、先輩たちと交流して慣れていきたいです。
今できることを、できるだけやっていきたいと思ってます。
Aさんと一緒にこれまでを振り返ると、その成長ぶりにしみじみとした気持ちになります。
少しずつ自信をつけ、生活や学習の自己管理を「自分の力でコントロールできるようになった」Aさん。
オセロやカードゲームがとても強く、仲間たちからも一目置かれる存在です。
早稲スクで過ごす残りの日々を思い切り楽しんで、焦らず一歩ずつ、未来に向けて進んでいきましょうね。
早稲田自由スクールでは、フリースクールにご興味のある方や、ご見学を希望される方向けに、毎月説明会を実施しています。
当日は、ご希望に応じてスタッフとの個別相談も承ります。

「そういう過ごし方もできるんですね」「ちょっと安心しました」など、ご本人だけでなく、親御さまご自身の気持ちが少し軽くなる機会になることもあります。
年内のスケジュールは、下記の通りです。
【説明会日時】
11月18日(火)17:00~18:00★夕方説明会★
11月30日(日)11:00~12:00※午前開催!!
12月13日(土)13:00~14:00※午後開催!!
↓お申込みフォームはこちら↓
https://forms.gle/nYw9d1ikrEvYJNEU8
心身ともに温かくなる居場所として、皆さまをお待ちしております。
【個別相談・見学も随時受付中】
他日(平日)に個別相談や体験も承っております。
日程のご相談などもお気軽にお問い合わせください。
今回の参加者は運営者、不登校経験者Kさん(大学生)含め7名。
小・中・高校生の保護者の方、お子さまご本人にご参加いただきました。

※許可をいただいて、掲載しています
~Kさんのお話より抜粋~
【自分について】
・二度の不登校を経験
・元々、「集団の中の1人」として見られること、一括りにされることに違和感や嫌悪感を
抱いていたため、例えば学校内で
「もう女子は(掃除・片付けなどの作業が)終わっているのに、男子はまだ終わっていない」と
言われると辛かった
・人の頼みを断れない性格上、何かと頼られることが多かった(今は「断る」ことも徐々にできるようになってきた)
【親や学校との関わり】
・不登校初期は、「校門まで行ってみない?」「修学旅行だけでも参加してみないか」「保健室登校」などの提案があったが、本人にとってはプラスにならず、続かなかった
・「千葉県子どもと親のサポートセンター」へ相談に行くようになり、親も子も良い変化が出て、心にゆとりが出てきた
・小学生の時は、家で親と勉強をし、中学生になってからは自主的に勉強をしていた
【進路】
・不登校の期間、将来への焦りが出始めたことにより、自ら勉強に励むようになっていった
・高校も大学も「ここに決めた」と自分自身で選択をし、迷いはなく後悔もしていない
また、Kさんはご自身のお母さまにもお話を聞いてくださったようで、
Kさんのお母さまが「当時、子どものためにと思ってやっていたことは、実は自分(親)のためにしていたことだったと気づいた」と話していたそうです。
このお話に、参加者の皆さまも「わかる」と大きく頷き、共感されていました。
お子さまと向き合う時間は大切ですが、「自分と向き合う時間」を作ることもとても大切なことです。
早稲スクでの語り愛の時間も、その1つの手立てとして活用していただけたら幸いです。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
最後に、
大人は子をきちんと「個」として受け止めて見ること
子が辛さや不安を感じ、困っているときは選択肢を提示し、例え全てにNOという答えを出しても、その意思決定を認め受け止めること
これらは、不登校という状況に限らず、子どもとの関わりや成長支援において、改めてとても大切なことだと思いました。
早稲田自由スクールでは、「学習の習慣化」を大切にし、日々の教科学習にも力を入れています。
先日の一斉活動では、デジタル学習教材「すらら」を活用し、理科の「天気と変化」をテーマに、
子どもたちがパソコンを使って調べたり問題を解いたりと、意欲的に取り組む姿が見られました。



生徒の中には
「終わったから、他の教科もやっていい?」
と積極的に他教科や他学年の単元を進めた子もいました。
このように“すらら”を用いて、個別・自宅・一斉など多様なスタイルで、一人ひとりの習熟度に合わせた学びを進めています。
また、早稲スク独自に、学習時間やユニット数に応じた「早稲スクすらら表彰」も定期的に実施し、
努力の積み重ねをみんなで称え合っています。
「できた!」「またやりたい!」という達成感を大切に、
これからもさまざまな視点や方法で、学びを止めず支えてまいります。
早稲田自由スクールでは、フリースクールにご興味のある方や、ご見学を希望される方向けに、毎月説明会を実施しています。
当日は、ご希望に応じてスタッフとの個別相談も承ります。
「そういう過ごし方もできるんですね」「ちょっと安心しました」など、ご本人だけでなく、親御さまご自身の気持ちが少し軽くなる機会になることもあります。
【説明会日時】
11月1日(土)11:00~12:00
↓お申込みフォームはこちら↓
https://forms.gle/hiDTX9YyU8magkxXA

早稲スクを利用しているお子さまたちも、通い始めの頃は皆、とても緊張していて慎重な様子でした。
最初からすべてがスムーズだったわけではありませんが、少しずつできることが増えたり、笑顔が見られるようになったりと、それぞれのペースで確かな成長を続けています。
この時期は、心も体も寒さを感じ始めたりと、気持ちが外に向かいづらくなるお子さまも少なくありません。
だからこそ、「安心できる居場所」や「自分らしく過ごせる時間」が大切になってきます。
心身ともに温かくなる居場所として、皆さまをお待ちしております。
【個別相談・見学も随時受付中】
平日には、個別相談やご見学も承っております。
日程のご相談などもお気軽にお問い合わせください。
先日の「探究学習」では、マジックサークルTOMAC様にお越しいただき、子どもたちの前でマジックを披露していただきました。

「おぉ〜!」
「えっ!?なんで!?」
「すごい!」
子どもたちは瞬きを忘れるほど、次々と繰り広げられるマジックに、みんな釘づけでした。
さらに、マジック初心者のスタッフもその場で挑戦!

子どもたち自身も、輪ゴムやストローを使った簡単なマジックを教わり、
お互いに披露し合う姿も見られました。



1時間半があっという間に感じるほど、濃厚な時間でした。
今回のマジックショーは、「見る楽しみ」だけでなく、
「自分でやってみる楽しみ」も味わえる貴重な時間となりました。
早稲スクでは、このように体験を通して学ぶ探究型の学びを大切にしています。
子ども達の興味や関心から、自発的に「やってみたい」という気持ちが生まれ、自信や表現力につながることを実感できる機会を今後も大切にしていきます。
マジックサークルTOMAC様、素敵な時間をありがとうございました。
先日、理研ビタミンさまによる「わかめの出張授業」を行いました!

今回の授業では、実際に“わかめ”に触れながら、わかめが多く採れる場所や、色・栄養のヒミツについて楽しく学びました。

子どもたちは、大きさや匂い、色、触った感じなどに注目しながらワークシートに記入し、
「思ってたよりツルツル!」「こんなに大きいんだ!」と驚きの声があがっていました。

実物を手に取ることで、教科書だけでは得られないリアルな発見がたくさんあったようです。
そして後日、学んだことを“実践”へ!
理研ビタミンさまからいただいた「ふえるわかめちゃん」を使って、わかめスープとご飯の調理実習を行いました。

わかめが水に入ると一気に大きくなる様子に「わぁ!」と歓声が上がり、完成したスープを味わうと「おいしい!おかわり!」と笑顔が広がりました。

身近な食材を通して「食べること」「学ぶこと」のつながりを感じられる、とても充実した時間になりました。

5月の台風で延期になっていた清水公園への校外学習。
待ちに待ったリベンジの日が、ついにやってきました!

当日は小雨が降る時間もありましたが、子どもたちはそんな天気も気にせず元気いっぱい。
安全に気をつけながら、思いきり体を動かして楽しみました。

声をかけ合いながら協力し、アスレチックに挑戦する姿が印象的でした。
中には、先に進む友達をサポートしたり、「がんばれー!」と応援する姿も見られました。

「これもやってみたい!」「あっちも行こう!」と、次々に新しい遊具へチャレンジする子どもたち。
全身を使って思いきり楽しむ中で、たくさんの笑顔と達成感があふれていました。

帰り道では「また行きたい!」という声があちこちから聞こえ、子どもたちにとって思い出いっぱいの一日になったようです。
自然の中で仲間と過ごした時間が、これからのつながりをいっそう深めてくれることでしょう。

先日、8~10月生まれの子どもたちのお誕生日会を開催しました。

まずは恒例のレクリエーションタイム。
今回は、学年対抗ストロータワー対決!

チームごとに協力しながらストローを組み立て、どのチームが一番高く積み上げられるかを競いました。
見事優勝したのは年中チーム!
集中力とチームワークが光っていました。

そのあとは、お楽しみのグミづくり&ポップコーン作り。
甘い香りに包まれながら、自分たちで作ったできたてのお菓子をみんなで味わいました。

最後には、スタッフからのささやかなプレゼントをお渡し。
笑顔があふれる、あたたかい時間になりました。

これからもそれぞれの成長をお祝いしながら、みんなで楽しい思い出をたくさんつくっていきましょう!