「感染症対策」と「咳エチケット」をテーマに、保健の授業を実施しました。
グループに分かれてプリントを進めながら、ばい菌がどのように広がるのかを体験的に学習しました。

最初に、片栗粉と食紅を使って擬似ウイルスを作り、ハイタッチを通してどれだけ広がるかの実験を行いました。
見えないはずのばい菌が、実際には5人にまで広がっていたことが分かり、子どもたちからは驚きの声が上がっていました。

また、咳やくしゃみによる飛沫がどのくらいの速さで、どれほどの距離まで飛ぶのかについても調べました。
「新幹線と同じ速さなの?」「こんなに遠くまで飛ぶのか」と、視覚的に理解したことで多くの気づきがあったようです。

授業の最後には、「自分や周りを守るためにできること」を全体で共有しました。
マスクの着用、肘で覆って咳をすること、ハンカチを持参すること、手洗いうがいの徹底など、子どもたちは今日の学びを踏まえながら実践的な対策を挙げていました。

翌日には、実際にハンカチを持って手洗いに向かう子どもの姿も見られ、学びを行動につなげる良い機会となりました。
本日は、日本国際工科専門学校にご協力いただき、生成AIの体験授業に参加しました。

はじめに、IT分野の基礎的なお話を伺い、生成AIの仕組みや専門的な内容にも真剣に耳を傾けました。

その後は、実際にプロンプトの書き方を教えていただき、画像生成や簡単なプログラム作成に挑戦しました。
AIが素早く結果を返す様子を見て、言葉の選び方や伝え方が大切であることを実感した子も多く、講師の先生からは「だから日頃の勉強が大切なんだよ」と、アドバイスをいただきました。

子どもたちは一瞬、むずかしい表情を浮かべていましたが、AIの仕組みに触れる中で「勉強する意味」を少し理解したような様子も見られました。
今回の体験は、ITやAIに対する興味を広げるだけでなく、日常の学びがどのようにつながっていくのかを考えるきっかけになったように思います。

貴重な機会を提供してくださった日本国際工科専門学校の皆さまに心より感謝申し上げます。
この日は、学生アルバイトスタッフが企画・進行を担当する、初めての「作曲体験授業」を行いました。
ゲーム音楽やYouTubeに興味を持つ子が多く、事前から「いつ作曲するの?」「早くやってみたい!」と楽しみにしていた企画です。

授業の最初には、スタッフが“初めて作った曲”と、“この日のために制作した曲”を聴き比べ。
「え、こんなに違うの!?」「録画してもいい?」といった声が上がり、子どもたちは曲の変化や成長に興味津々。
音楽制作への期待が一気に高まりました。

体験パートでは、まず作曲ソフトの基本操作を丁寧にレクチャー。
・音を置くとメロディができる仕組み
・ドラムやベースなどの音色の選び方
・再生/停止やコピーなどの簡単な編集
といった基礎を、実際に画面を動かしながら学びました。
後半は「前に出て作ってみたい!」と手を挙げた子どもたちが、教室の大型モニターに映し出された画面を操作しながら作曲に挑戦。
「この音をもう少し高くしてみよう」「ここにリズムを入れるとカッコよくなるよ」など、スタッフのアドバイスを受けつつ、自分だけのメロディを組み立てていきました。

完成した曲はどれも個性豊かで、アップテンポなゲーム風の曲や、しっとりした雰囲気の曲などバラエティ豊か。
参加した全員がびっくりするほどの仕上がりで、子どもたちからは「それいいね!」「その音かっこいい!」と自然に称賛の声が飛び交いました。

授業の最後には、「家でも作曲してみたい!」「次はもっと長い曲を作ってみようかな」と意欲的な声も。
音楽制作という新しい世界に触れたことで、自信や興味の芽がぐっと広がる、あたたかく充実した時間となりました。
3連休前の金曜日。
だんだんと寒さが深まる季節にぴったりのクリームシチューとポトフ(どちらも生徒希望メニュー)を作りました。
シチュー班とポトフ班、好きな方に分かれて、調理スタート!

調理中は、「じゃがいも何個いる?」「玉ねぎ足りてる?」「にんじんの皮むこうか?」など、班が違っても、視野を広げ、お互いに自然と声をかけ合う姿が見られました。
体験で来ていた子にも、「キャベツ切る?」と横で声をかける小学生、「食べますか?」とお皿を差し出す中学生などの成長や自然な振る舞いに、食べる前からじんわり温まったスタッフSでした。

先に完成したポトフをみんなで試食すると、「薄い?」「ちょうどいいい」「おいしい!」とさまざまな声がでました。
続いて、クリームシチューも出来上がり、バケットと一緒においしくいただきました。
どちらの鍋もあっという間に空っぽに!!
普段はあまり野菜を食べない子も、おかわりをするほど積極的に食べていました。


片付けもみんなで協力し、自分が使用した器は自分で洗いました。
早稲スク生は調理実習が好きな子が多く、家庭科の教員もいるため、生活力向上のために月1回程度設けています。
・協力する力:役割分担
・段取り力:何から始めるか、どう進めるかを班で相談
・生活スキル:材料の切り方、火加減の調整、食材の扱い方
・コミュニケーション力:声かけ、進捗確認
・食への関心:自分で調理すると、苦手なものも食べられたり、美味しいと感じられる体験から得られる
次回の調理実習も楽しみになる、そんな素敵な時間になりました。
今回は、中学1年生のEくんにお話を聞きました。
早稲スクに通うようになって感じたことや、普段の過ごし方について紹介します。
Q1.早稲スクに通う前、どんなことで悩んでいたの?
柏に引っ越してきて、小学校に慣れるのが大変でした。
「勉強が遅れちゃうかも…」と不安に思っていた時期もありました。
Q2.早稲スクを知ったきっかけと、初めて来たときの印象は?
夜、家でお母さんとゆっくりしている時に、早稲スクのパンフレットを見せてもらったのがきっかけです。
初めて来たときは、「設備が整っていて、とてもキレイ!」と感じました。
ゲーミングPCやたくさんのカードゲームがあって、学習環境もバッチリ。
そして何より、先生たちが優しそうで「ここだ!」とビビッときました。
Q3.通ってみて、どんな風に過ごしていますか?気に入っているところは?
午前中は、友達と一緒にゲーミングPCでFPSを楽しんでいます。
休憩時間をちゃんととって、そのスキマ時間に勉強!
学校のワークや先生が用意してくれたプリントに取り組んでいます。
午後はお昼を食べてから、30分〜1時間ほど勉強をして午前中のふり返り。
勉強をしない日もあって、そんな時は友達とカードゲームを楽しんでいます。
一斉活動が終わった後の自由時間には、またみんなでゲームをしたり世間話をしたり。
最後まで楽しい1日を過ごして帰るのがルーティンです。
気に入っているところは、「みんなと最新のゲームで楽しく遊べるところ」
そして「優しい先生が勉強を教えてくれるところ」です!
Q4.通うようになって、できるようになったこと・変わったことは?
前は朝なかなか起きられなかったけど、今は起きられるようになりました!
毎日少しずつでも勉強をする習慣がついて、今年は早稲スクで学校のテストも受けられました。
それに、遠慮したり思いやったりする気持ちも持てるようになったと思います。
年下・年上関係なく仲良くできるのがうれしいです。
Q5.これからの目標と、早稲スクをおすすめしたい人は?
目標は、志望校合格に向けて勉強をがんばること!
そして、「ゲームが好きな人」「勉強をがんばりたい人」「友達を作って楽しく過ごしたい人」
そんな人に、早稲スクをおすすめしたいです。
Eくん、ありがとうございました!
これからも、早稲スクで楽しく学びながら、自分のペースで成長していきましょうね。
【説明会日時】
11月18日(火)17:00~18:00★夕方説明会★ → 定員に達したため終了
11月30日(日)11:00~12:00※午前開催!!
12月13日(土)13:00~14:00※午後開催!!
↓お申込みフォームはこちら↓
https://forms.gle/nYw9d1ikrEvYJNEU8
心身ともに温かくなる居場所として、皆さまをお待ちしております。
【個別相談・見学も随時受付中】
他日(平日)に個別相談や体験も承っております。
日程のご相談などもお気軽にお問い合わせください。
秋の行事が続いたこの時期、校外学習や文化祭などの大きなイベントを終え、ほっと一息ついている子どもたち。
早稲田自由スクールでは、そんなタイミングで一人ひとりと個人面談を行っています。
面談を通して見えてくるのは、「なんか疲れてる」「なんだか気持ちが落ち着かない」など
言葉にならない”もやもや”や”イライラ”を抱えている子が少なくないということ。
それは、がんばってきた証でもあり、成長の途中にある自然な姿でもあります。
私たちは、そんな子どもたちの喜怒哀楽だけでは表現できない複雑な感情と上手につきあう方法について
個々に考え、話し合います。
時には、対人関係において、子ども同士のやり取りにスタッフが入りながら
一緒に気持ちを整理するお手伝いをしています。
「うまくいかなかった経験」も「少し勇気を出して話せた瞬間」も、すべてが成長の大切な一歩です。
自分の心と向き合うこと、相手との関わり方を見つめ直すことを通して、
子どもたちが”自分らしく生きる力”を育んでいけるよう願っています。
また、スクールとご家庭が同じ方向を向いて子どもを支えていくために、
子どもたちからの相談有無問わず、日々の出来事をよく面談やお電話、メールなどで保護者の方と情報共有をしています。
(疲れ気味な様子の子、食欲が増してきた子、仲間にしっかり自分の意思を伝えられたこと、学習量、学校とのやりとりなど)
伝達だけではなく、ご家庭での様子をヒアリングすることで、小さな変化にも気づき、より良いサポートにつなげています。
これからも、子どもたちの心に寄り添い、
「親と子の笑顔が増える居場所」であり続けられるよう、スタッフ一同努めてまいります。
今年度も、同じビル内にあるグループ系列の通信高校、わせがく高校の文化祭「柏愛祭」に参加しました。

今年のテーマは「縁日~子ども心くすぐる秋祭り~」
私たちは、玉投げ・射的・千本くじの3つのブースを出店しました。

準備段階から子どもたちは力を合わせ、それぞれが自分にできることを見つけて活動しました。
デザインを考える人、看板を描く人、景品を仕分ける人など、役割分担をしながら試行錯誤を重ね、数か月にわたる準備の末に、一つの大きな出し物が完成しました。

本番当日は、多くの来場者を迎える中で、「どうしたらうまくいくか」「もっと楽しんでもらうには」と考えながら取り組む姿が見られました。
一人ひとりの成長や自信が感じられる、実りある一日となりました。

「手伝うことある?」と仲間を支え合う姿や、苦手な作業にも挑戦する姿勢など、どの場面にも子どもたちの努力が光っていました。
コツコツ積み上げてきた準備の日々が、当日の笑顔と達成感につながった素敵な文化祭でした。

わせがく高校の皆さま、そして参加してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
今回は、中学3年生の生徒Aさんに、「早稲スクに通う前後」や、今の様子について紹介します。
Q1.早稲スクに通う前は、どんな気持ちでしたか?
「一番不安だったのは勉強でした。学校に行っていないことで授業に追いつけないし、聞ける相手もいなくて。
それと、進路も度々不安を感じてました。勉強が止まってるから、このままで大丈夫なのか?選択肢がどんどん減っていく気がしていました。」
Q2.早稲スクを知ったきっかけと、初めて来たときの印象は?
「親から『こういうところがあるよ』と勧められて、見学に行ってみました。
初めて来たとき(約2年前)、自分より年上のメンバー(生徒)が多かったこともあって、静かで落ち着いた雰囲気で過ごしやすそうだなぁと感じました。
Q3.今、早稲スクでどんな風に過ごしていますか?気に入っているところは?
毎日、正午頃に来て、時間割に沿って1時間程勉強してから全体活動に参加しています。その後はみんなで雑談したり、いろいろなゲームをして過ごしています。誰かとする何気ない会話が一番好きです。
Q4.思い出に残っている授業や行事はあるかな?
文化祭や「きっかけフェア」で、みんなで協力して成功させたことです。
Q5.通うようになって、できるようになったこと・変わったことは?
前よりも明るくなって、友達と話すのが楽しくなりました。
毎日、外に出る習慣もついて、ちょっとずつ自信がつきました。
放課後登校(早稲スクから学校へ行く)をする中で、何かを頑張りたいと思うようになって
学校で授業を受けようかな、と。回数は少ないけれど、自分なりに始めてみて、今も続けられています。
Q6.これからの目標と、早稲スクをおすすめしたい人は?
目標は、とにかく思い出を作ること!
学校に行くのが難しくても、何か新しいことに頑張ってみたい人。
Q7.高校に向けて、今取り組んでいること
高校の体験会などにできるだけ参加して、先輩たちと交流して慣れていきたいです。
今できることを、できるだけやっていきたいと思ってます。
Aさんと一緒にこれまでを振り返ると、その成長ぶりにしみじみとした気持ちになります。
少しずつ自信をつけ、生活や学習の自己管理を「自分の力でコントロールできるようになった」Aさん。
オセロやカードゲームがとても強く、仲間たちからも一目置かれる存在です。
早稲スクで過ごす残りの日々を思い切り楽しんで、焦らず一歩ずつ、未来に向けて進んでいきましょうね。
早稲田自由スクールでは、フリースクールにご興味のある方や、ご見学を希望される方向けに、毎月説明会を実施しています。
当日は、ご希望に応じてスタッフとの個別相談も承ります。

「そういう過ごし方もできるんですね」「ちょっと安心しました」など、ご本人だけでなく、親御さまご自身の気持ちが少し軽くなる機会になることもあります。
年内のスケジュールは、下記の通りです。
【説明会日時】
11月18日(火)17:00~18:00★夕方説明会★
11月30日(日)11:00~12:00※午前開催!!
12月13日(土)13:00~14:00※午後開催!!
↓お申込みフォームはこちら↓
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心身ともに温かくなる居場所として、皆さまをお待ちしております。
【個別相談・見学も随時受付中】
他日(平日)に個別相談や体験も承っております。
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