早稲田自由スクールのBLOG
先日、生活力向上委員会の一環として、「認知症サポーター養成講座」を受講しました。
「認知症サポーター養成講座」とは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方やそのご家族に対してできる範囲で手助けをする勉強会です。
地域包括支援センターより、講師の方々をお招きし、小学生と中学生が分かれて、それぞれ実施しました。
〇×クイズや、動画、講義、話し合いを通して、特に、認知症の方への対応の困難さについて学びを深めていました。
講義の中で、講師の方から
「食事は終えたのに、認知症の家族から「食事はまだ?」と聞かれた場合、みなさんはどうしますか?」
という問いに対して、さまざまな意見が出ました。
「優しく、『もう食べたよ』と言う」
「もしかしたら、まだお腹が空いてるかもしれないから、確認してお茶菓子を出す」
「ご飯を作ってあげる」
「メモを書くことで、「食べた」事実を認識してもらう?」
など、お互いの意見に「それ、いいね~!」と反応する子どもたち。
終了後に、受講の証としてオレンジリング(ブレスレット)と受講証をいただきました。
こうした学びを通じて、優しく豊かな心、そして柔軟な思考力で、課題を自ら考え解決する力を子ども達に身につけてほしいです。
早稲スクの認知症サポーターさん、いつかぜひ実生活に活かしてくださいね!